育児にはまり育児に終わる。そこに意味なんてあるかどうか、まだしっかりみきれていませんが、親としては知識不足なんかなーって思ったり自分に対しての欠陥が沢山あるよなーって思うのです。
課題ってやつですかね。まだ育児奮闘して一年目、いやもう一年過ぎていますが、当時の苦労を振り返ってみましょうかね。結論として「上手くいかないのが当たり前。」「それなりに大変」でした。
【目次】
- マジで子育て論とかないよねって話。
- こんなに苦労するとは思っていなかった。
- しんどい時期が重なる。
- 子育ての目標通りに達成できなかった。
- 予定通りにいかない。
- 子育てしてわかったこと。
- 1年目過ぎると多少楽になる。
- 育児で役に立ったものとか。
- お互いをよく知って子育てが苦痛にならないように。
マジで子育て論とかないよねって話。
当時から育児にマニュアルなんて存在しないと知っていました。
子供を育てるにはその人のやり方があるし段取りや言葉の伝え方、気持ちの込めかた、愛情表現が違うと意識しています。
時に怒って成長させるか、ひたすら褒めあげ綺麗に型を作らせて育てていくとか、やりようによってはきりがないんですよね。
たまに本屋へいくとひよこクラブの本があります。ええ。目立つように置いてあります。これ見ておけよ的な感じで。ページを漁っていくとそこには育児の心得だとかこうした方がいい、これが当たり前なんだ、テンプレが決まっているんだよ!的な育児のあり方がぎっしり詰まっています。
父親の癖に詳細を知っているとかどんだけーって話ですが、さえない事実です。書き用によって「あーこれわかるわー。」って内容もあるし、「ん?本当にこれで合っているのか。ちょっと賛同できないわ」といったものも。
やっぱ育児ってよくわからなくて自身で判断できない事が多い。
たまにさ、子供にはスマートフォンを触らせてはいけない論が出回っているのに関わらず、他のニュースとか記事には「時間を決めて子供を興奮させない程度に」、「環境に悪いから、脳の発達にも良くないから止めておきましょう」ってな感じで、ハッキリした情報がわからないんですよ。
困惑っていうか子育てしている親にはもう「はてな?」しか生まれません。
そして、子供を育てるスペースや、取り入れ方とか。生後一ヶ月目はこうなるからこうやって対処するんだよ。2か月目はこうやって!的なまるでマニュアル本ですかね。役に立ったようなならないような‥。
また、保育園には何歳から預けるのは子供の将来に良くない、早すぎては駄目、じゃあ遅くていいのか?っていうと、自宅でみるよりこどもの沢山いる場所へ預けた方がいいっていう話が飛び交っていたりする。
何故か不思議な話にもとらえがちですが、どれも間違っているわけでもなくて。
人それぞれで終わるのもなんか落ち着かないし、とにかく確信が持てずにいましたね。うん。未だにモヤモヤしながら解決できていない。
こんなに苦労するとは思っていなかった。
子育ては無理ゲーっていうか苦労するって話は聞きますし、楽しいこともある。
どちらも話半分で知る状態ですが、実際は相当過酷。何がやっかいかというと、自分の今まで経験してない世界がダイレクトでぶつかってくるんですよ。それをどう受け止めるかって所から始まる。
まず、子供が産まれたからって盛大に祝うとかそんなんどうでもいいっしょ?みたいな子供に興味がないって人だっている。
勿論こちらもどう対応していいかわからず‥。ただ、子供に興味が沸かないのか、あるいは所詮他人事だからどうでもいいとかと思っているのはなんとなく伝わってきます‥。
その、他人から見た子供がいる環境って周りを見ていて楽しいとかじゃないんだよね。嫉妬や焦れったさ、他人を羨ましく思う気持ちから批判的に物事を言う人だっている。
今は一人の時間を楽しみたい。いつどうなるかわからない世の中だから、なるべく自分中心で行動したいとか。
子供が産まれてから話が合わなくなることは必然とありますし中には、あっそうなんだ!と冷たくあしらわれることもあったり、子供?ああ、元気そうで良かったじゃん!っな感じで素っ気ない態度を取る人もいたよな。確か。
こちらは極普通に話を振られても問題ないのですが‥
なんか自分が上から目線にみえてしまうのか、そんなつもりではないのですが、そのように一つの概念でまとめられてしまうこともありました。所詮他人の幸せってどうでもいいのだろうね。ちょいネガティブな話になってきたんでどうしましょう‥。
しんどい時期が重なる。
例え風邪を引いたとしても、具合が悪くても子供が寝てくれない限りはゆっくりすることが出来ない。
トイレでお腹を壊してしまっても子供が泣いているからあやしにいかなくてはならない。
お出掛けする際にも、靴をゆっくり履く時間がないので、少し緩めの靴か、足にフィットしやすいものを選ぶようになる。
自分はコンバースを使っていたんですが、子供が産まれてから履き心地といいますか、履きづらくなってしまってトレーニングシューズの方が使い勝手がいい。いつの間にかそっちに移ってしまっています。
子供のせいにするのはおかしいんですが、前まで履いていた好きな靴を気づいたら棚で見なくなっている。きっと履く時間に苦労するから。自分より子供優先になってしまったから‥って理由があるでしょうね。
そんで特に、寝不足になることだけは避けられませんでしたね。丁度産まれて3ヶ月までは子供の成長と共に寝られない日々が続いて、他の人は仕事をして好きな時間にお風呂に入ってその後好きなように寝ているのだろうとか考えたり。
そんな風に思ってしまうと、子供が産まれて喜んでいるはずなのに子育てが楽しめていないような、段取りが悪いのかな、命を預かっている上真面目にやらないといけないし、ちょっとでも油断をしたら取り返しのつかないことになるし。
そんで先がわからない。いつになったら安定して自分も眠れるようになるのか。下手すれば仕事して帰ってきて寝る時間を確保している人が羨ましい位孤立感情がありました。
自分だけではなかったです。仕事でいない間は奥さんが面倒をみてくれていたので、負担はあきらか奥さんのが大きいはず。
両者共心身的に余裕がなくなってきていたので、あっ、これはマジでヤバイパターンなんだ。と実感しましたね。まさかの想定外な辛さ。
ラーメンの辛いとかのレベルじゃありません。上司にたまたまこっぴどく怒られたとかの程度でもなく、その時は本気で危機感を感じました。
寝れない日々が長引くと身体が持たなくなる。いくら大の大人としても、限界ってものがある。なのに子供の夜泣きが激しく、耐えられない。
一時期はネットの情報を利用したり、育児の本を読んで少しでも子育てしやすいやり方、赤ちゃんも同様に機嫌よくなる環境をと考えていました。
それもたくさん試行錯誤しましたし、ヘビー用品を新たに追加したり、バウンサーより性能のいいものを高い費用使って試していたり。
となんだかんだ無造作にやっているようにみえますが、要するに余裕が無さすぎてどうすればいいのかわからないのです。パニック状態と同じですね。
子育ての目標通りに達成できなかった。
子育ての考え方として、一日を大事にすること。焦らず奥さんの体調も気遣い、家事を積極的に行う。
というか今は当たり前でしょうが、時間のある時は行動に図る。
おむつ交換や、子供をお風呂に入れてあげたり、写真を撮ってこれ以上に消えない思い出を沢山作っておくとか。
子供に一球入魂状態でした。一つの命を授かり、補助出来るところはなんとしてでもカバーしていく。
奥さんに負担をかけてはいけないなという気持ちはしっかり認識していました。
なのにまるでダメダメでしたね。思うようにいかない。
予定通りにいかない。
あと、思うのはゲームに例えるとスライムレベル1の状態でバラモスに挑んでいるくらい育て方に謎がつきまといます。
他の人はこの時期に寝るはずなのに、うちらの子供は全く寝なかったり、流石に昼間は寝るであろうはずなのが、現実は予想と異なっていたとか。
まさにあまのじゃくなんですよ。こちらのやりたいようにやってもその通りに物事が進まず、窮地に立たされていた状態。
ミルク飲まないとかありましたし、何でそんなにグズっているのか?ご飯がほしい?寒い?暑い?湿気が気になる
騒音が気になる?ベットのシーツ汚れとか誇りとか?細かいところの原因を探るのですがわからず。
こんだけうまくいかないことが多すぎると父親でさえ悲しいモードに入ります。なんでだ。泣き止まないし、食べないし、食欲がなくても、なんとか食べてくれないといけないのに、焦ってしまう気持ちもありました。
子育てしてわかったこと。
●自分が優柔不断じゃ成り立たない。子供の一日のスケジュールは少ないように見えて結構ビッシリ。
●ましてやゲームをピコピコ遊んでいる暇なんてありません。夜は子供を寝かせなくてはなりませんし、寝ないなりに自分も大変な思いをするだけ。きちんとしないと生活リズム狂ってしまいますし。
●やっぱ支え合う為に夫婦間の思いやりはどうしても必要だ。どちらか崩れると起き上がれない。
●一歳までと一歳過ぎるのじゃ雲泥の差って位で大変さが変わるのだと思う。
●育児ストレスをどう半減させるか、どのように向き合っていくのかが重要だったりするのかな。
●僕には専業主婦は無理だって悟ったこともありました。もうね、この世で子育てしているパパママさん達を尊敬してしまいます。
ちなみに子育てに疲れると、自分って何しているんだろう。子供が一番誰より大事なはずなのに生きているのは何故なんだろうって考えたりすることも。
楽しいんだろうなって事が本心で楽しめてなかったりめちゃくちゃな思考になっていきます。
俺はそんなことない。至って健全な人間だと余裕こいていましたが、鬱になってしまう人の原因がわかってしまう気がします。決して他人事ではない。子供が産まれたら誰しもが通る道であるんだなと。
子育てには達成感はありません。確かに成長という意味では正解かもしれませんが、いつになっても楽になる感じがしないんです。
次々に襲ってくるトラブルもあったりして人生が嫌になってくる‥。その可能性もなくはないよなって。逆に多少手を抜いて、真面目になりすぎない方がドライにならず効果的なのかなとか思ってしまう訳です。
一人で子供の面倒を見るのは自分との壮絶なる闘いです。
あまりに夢中になりすぎて、頑張りすぎてダウンしては意味がないですからベビーシッターをもっと活発させたり、格安で少しの時間面倒を見てくれるサービスが発展して欲しいなとか思ったりします。
仕事12時間+子供も12時間一緒にみる。これが同時進行で行われたら厳しいでしょう。無理ゲー。
まずは習うより経験をしろってことでしょうか。育児って難しい‥。
1年目過ぎると多少楽になる。
育児が初めて始まった年と、一年後の年は大きく違いますね。
子供が決まった所定時間に寝れるようになり、夜中も突然起きるケースが殆どなくなります。だとしても歯が生え始めた時期には違和感を感じだしたのか、夜はギャン泣きをします。まあ生え揃ってくれば大丈夫でしたね。
また、おしゃぶりが欲しいって時はすぐわかるし、はめると精神的に落ち着くのかまたぐっすり寝る体勢に入ります。
で、一歳過ぎると自分で立ち上がり歩けるようになり、自我が芽生えてきます。
食事も自分でフォークやはし、スプーンですくって食べる動作を覚え次第に慣れてきますし、僕ら親が大変な思いまでして手伝う‥なんてことも少しつづ減ってきます。
サポートしていくだけで、微笑み、笑いが絶えなくて、時には嫌々な行動も取るようになりましたが、夫婦間の自由時間が確保できるようになりました。
ほんとね、過去の自分は父親として情けないくらい育児に貢献できていなくて、大変なのに手伝えない。負担を減らす努力もままならない位出来ない大人でしたね。余裕がなかったんですかね。
そこで何がどう変化していったかといえば、時間と共に楽になってくるんですね。
自分が子供と遊んでいる時間に奥さんは外へ出掛けて気分をリフレッシュしてもらって。そんでなるべくストレスを溜め込まないようにしててって感じで。
しかしこれから先も楽になるとは思っていません。
以前よりはということなので、子供間でのトラブルは莫大な程あるでしょうし、育児は楽を意味するんでなく楽しいって思えるのが基本ですよね。
中には子育てが時期関係なく全然負担にならなかったって人もいるので、自分の経験が正しいとは言えませんし。
小さい頃は手が掛かったから幼稚園にいってなんでも覚えるようになったって話も聞くんで、いやーね、子育てに細工も何もありませんね。
とまあ一度体験した苦労は思い出として残しておきたいです。そしたら後で「0歳の頃はこんだけキツかった。あの頃のしんどさは貴重な経験だった」なんてオブラートに包めるかもしれませんし。
育児で役に立ったものとか。
なるべく費用を抑えたいのもあったんですが、育児用のグッズがいくらかあると手助けになりますね。
抱っこひもなんて、最初はノーブランドの製品を使っていましたが、ネットで購入したエルゴが最強でした。いえ、コスパ最高でした。
コストを最小限にしている暇があったら真っ先にエルゴを使うべきだったと後悔していました。1000円2000円をケチってした自分がなんともバカらしく思えてきますね。
正規品でなく海外製品でも性能はあんまり変わらないのかな。肩の重圧も軽減さえ、子供をだっこするのが楽勝になりました。買ってよしと思わずガッツポーズを握れたのはエルゴのお陰です。
ベビーカーは使い時が限られてきましたが、絶対にいりますよね。デザインとか気にしないのであれば、軽量のものが最適だなと。
軽いから長時間の外出に優れていてパフォーマンス半端なかった。この軽さが肝で重いと車に乗り入れる作業すらだるくなります。なので出来るだけ小型で軽量化された製品が一番ですね。
おもちゃはもうアンパンマンにハマりにはまって僕が困りました。お店に出歩く度にアンパンマンの小さなフィギュアを物欲しそうにこちらに合図しているんです。
「お父さんこれ買って。これが欲しいの。じゃないとみんなの前で叫んじゃうよ。」っておい!それは勘弁してくれ!と焦るんですが結局押しに負けて買うはめに。
いいぜよ。しょうがない。ってなっちゃうんですね。
ってか最近のガチャガチャ200円グッズはこだわりがあるのかアンパンマンを自らピカーンと光らせる構造になっているんですよ。
うおー!大人の僕でさえ感激してしまう面白味あるオモチャじゃんって恥ずかしながら感激してました。
まあ一回200円ポッキリだし何個も集めれば子供も飽きずに楽しむのでいいのかなーって思います。
しかもサイズがスマートなのに、口に入らない寸法で作ってあり、余程凝って作られているのかなーとか思ったり。
まあなんにせよオモチャはなんでも興味を示しますね。現在はプリキュアや、シルヴァニアファミリーの部分にも一生懸命なようで。お父さんのお金が寂しくなるんで出来たら控えてほしいんですけどね‥なんて言えず。
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www.yuppes.com
お互いをよく知って子育てが苦痛にならないように。
生後0ヶ月からは数多くの挫折や、苦労を共にしてきましたが、楽、楽でないは個人の感覚によって定まるようですね。
仕事より大変なのは間違いない。てかオンとオフを大事にしないと振り回されることが当たり前なので精神的に
辛いでしょう。
子育てにこうでありたいとか、こうなたったらいいなーって空想の妄想を描くだけでは育児は乗りきれない気がします。
口でいうのはすごく簡単で、なんなら考え方さえ変えればいいで解決してしまうから。
育ててますアピールとかどうでもいいんですよ。子育てに携わっている親達が子供と密接な関係が作れて毎日が楽しい家庭になればそれが家族の形なのかなと。
人生まだ先が長い。とにかく子育て中の方は常に体調を崩さないように子供に愛情をたっぷり注いで育てていく必要があるのでしょうー。