テイルズオブシリーズの1作品であるシンフォニアのレビューや感想という形でご紹介していきます。ざっくりいうとかなり面白いゲームでした。
ネタバレありにて。
【目次】
どんな感じのゲームか。
まずはキャラクターから。主人公がロイド、けん玉やろうのジーニアス、そしてヒロイン枠決定のコレット。
こやつらが序盤から鉢合わせします。
まあなんていうんでしょう。運命のめぐりあいというか、ここから壮絶なる物語が始まる的な。
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大まかなストーリーは三人で広い大地へと飛び立つ。そこで様々な問題が発生したりするんですが、本編はこのコレットがメインパートとなります。
シルヴァランドとテセアラの二つの世界。同時に重なるトラブルは避けられない。
世界再生とは一体何が起きているのか。
その謎を探るべく仲間と共に歩んでいきます。ストーリーの考察として最初は何が言いたいのか、どんな結末を迎えるのかわからずにいましたが、冒険を進めていくとわかるんです。本編が。
戦闘システムは従来のテイルズっぽく2Dのような感じになっています。
横スクロールで若干もっさりしていますが、当初GAMECUBEにて出していたので限界があったのかさだかですが‥。
操作も簡単でロイドは一回の攻撃が3回出来ます。こちらも進んでいくとスキルが拡張されて攻撃回数が増えるようになりバトルが賑やかになっていきます。
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戦闘はたいしてムズくないイメージですが、そのまんまです。ガードもありますし、技の発動も予め特定のポジションにセットしておけばスムーズに事が進んでいきます。
技のエフェクトはグレイセスには劣りますが、そこまで汚くないですかね。普通に楽しいです。レベルあげにハマっていたのは内緒で。
世界観がすごかった。
何がすごいってこれ、解決出来るの?ってものが多かったです。しかも次々と発生していくので主人公達はいい加減疲れないのか。そろそろ宿屋で休ませてあげようかって思ったレベルです。
冒険中の仕掛けも多いですね。あの頃ガラケーで攻略サイトを調べてクリア出来ましたが、攻略本がないと積む可能性があります。特に初めての方やテイルズ初心者相手に。
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序盤なとにかく惨敗といっていいのか、過酷なストーリーが待っています。涙するのにとにかく泣けばいいのか、落ち込んでいればいいのかその場凌ぎの方法が思い付かず冒険は進んでいくんですね。
世代交代というかラストはへえーこんな展開で来るのか。と、ちょっと、違和感を感じつつも、安定のあるテイルズ。子供っぽいと言われるのは正直な話正論ですし、ターゲットの狙いは幼さあるユーザーではないですかね。
シルヴァランドとテセアラ。この二つが鍵を握ります。
まるでFF5にそっくりです。表世界でイベントをこなしたら裏の世界へチェンジして冒険していく。まんま同じです。卜はこんなレールの上を走ったような長いRPGがやりたかったんですね。
仲間キャラクターたち。
ジーニアスは小さな子供でした。やんちゃでまだ大人の階段を上る段階。
コレットはかわいいんだけど少し天然すかすかであり、漫才のようにボケていきます。ん?こんな場面で天然発言!?みたいな。ゲーム中も時おりつまづいて転けます。非常に計算されて作られたヒロインなのが伝わってきます。
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リフィルは学校の先生です。キャラのスペックでは対して強くなかったですね。大人って感じで。
英雄のクラトス。魔法も剣技両方使えるエキスパート。ロイドに繋いでパーティーの中でも最強候補です。イケメンだし、見た目のかっこよさ。アビリティーの凄さなど、文句無しですね。声が好きです。
ゼロス。こいつはなんだ。どのジャンルに適しているのか訳不明でした。クラトス枠じゃないし、ちょいチャラいです。冒険の中盤後半にて現れるので意外にも印象に残っちゃうんですよね。
プレセアはシンフォニアの女性キャラクターの中でも力持ち。身長も低くて小柄なのに強い。腕力は相当あるんじゃないですかね。斧を使った怪力的な技が素敵です。
シンフォニアが素晴らしいと思う理由。
神ゲーだと絶賛するのはストーリーではありません。やりこみ要素ですね。レベルは100を越えてきます。
クリア前は100越えないと思うのですが、この作品は二週目の遊び方があるんですね。
クレードショップでHP増やしたり経験値増加で戦闘やキャラクターを一気に育て上げることが可能です。また、ある程度物語を絶やしていくとソードダンサーという隠しボスまではいきませんが、寄り道での隠しボスのような位置ですね。こいつはくっそ強靭で普通に挑んでも勝てません。
ですが、なんとか討伐するとレアな装飾品、武器をゲット出来ます。全部で特定の場所に3回現れるのでチェックしていかなくてはなりません。面倒ですけどね。
普段の敵が弱くて温すぎるなって時に挑みたいボスです。
他にもクリア後の隠しダンジョンもあります。だいぶ複雑で制限されることばかりですが、こちらも今までの優しいシンフォニアの冒険でないのは確かです。レベルも高くないと危険でクリア不可能です。
これぞテイルズの醍醐味ですね。
ちょっと残念だったところ。
ああ。これはびみょうかなーっと思うのが、戦闘のレスポンスですかね。確かにファンタジアよりは遊びやすいしユニゾンアタックとか秘奥魏のド派手な演出は最高です。
ですが攻撃の遅さ、鈍いところに目がつきました。
僕はシンフォニアの後にアビスやヴェスペリアをやりましたが、圧倒的な戦闘システムは後者に郡ぱいが上がります。越えられようのない壁ですね。
作品の登場順が違うので新しいゲーム程きれいに仕上がるのは当然です。
ロイドの二刀流は確かにかっこいいし、やってくれるじゃんって思いました。しかしそれをうまく活かせていないというか、画面が遠いからですかね。カメラワーク的にももっと近づけていけば豪華になったのかなーって。
だとしても2004年に登場していますのでかなり古いですよね。それをどう改善しろと嘆いても無理がありました。
総合評価。
ゲームあるあるのストーリーですが、引き込まれる要素はありました。
音楽もテセアラ編に進んでからのテンションの上がり具合が半端なかった。
BGMはしっかり作り込まれている方だと思います。
ブレイブリーデフォルトというゲームのBGMがあるんですが、それ以上とは言い切れませんが、悪くなかった。
そんでシンフォニアはGCとps2両方があるんですが、ロード時間が遅いps2はめっちゃ絡みづらいです。
後、作戦でのキャラクターの動きはなかなか思うようにいかず‥しいていうならAlってやつですね。これがすんなりいかなかった。
ボロを出していっていますが、システム的にも今遊んでも文句ない状態。二週目が楽しい。ボリュームがありすぎて物語が長くバッチリ楽しめる。人々がハッピーにはなれませんがこんなテイルズもありかなと。
何しろゼロス。あなたはちょっとお茶目すぎた。というか、担当の声優さんの声にキレがあります。テイルブオブフィスティバルのイベントにいけば必ずといっているんで。
また、他のテイルズ作品と比較すると。
レジェンディアよりはシンフォニア。
シンフォニアよりはアビス
シンフォニアよりはヴェスペリア
シンフォニアよりはグレイセスエフ
テンペストよりはシンフォニアって具合ですかね。
思い入れは強かったです。コレットはなんであのような設定にしてしまったのか、はたまた疑問が残りますが、余裕で神ゲーでした。ストーリーのみに期待している人にはもしかすると、精神的に辛いかもしれません!
やって損はしなかったかなーって印象。あの頃は学生だったので大人の感覚とはまるで違う。
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