テイルズオブリバースについての個人的正当評価をなしていこうと思います。
【目次】
主な内容や概要について。
「テイルズ オブ」シリーズの中でも2D作品最高峰の呼び声が高い「テイルズ オブ リバース」が、ついにPSPに登場。画面比率に対し、よりキャラクターが大きくなったことで迫力ある戦闘シーンや、美麗ムービーで綴るイベントシーンなど、あの感動のシーンがいっそう鮮やかに甦る。
引用元 Amazon.jp
テイルズオブリバースは2010年より以前に発売していたソフトです。僕でいう学生の年代ですね。丁度ps2から出始めて、その後pspによる移植をしてきました。
これ以前にテイルズオブシリーズは沢山出ていましたが、この作品は6作目に当たります。6ってことは中途半端なようなそうでないような気もしますが‥。今はテイルズ作品がもっと登場していますので半ば辺りの位置でとらえていいと思います。
キャラクターは
ヴェイグ
ユージーン
アニー
ティトレイ
ヒルダ
が戦闘としてパーティーに常に加わっている状態。
そしてヒロインとなるのがクレアって女の子ですね。
仲間という枠で締め括りますが、バトルでは参加しない仕様に設定されているんです。
まずはざっくりと感想を
世界観、スケールとしては非常に中身が凝っていたがテイルズ至上最高傑作にはほど遠い作品。何故ならクレアーの響きがあまりにもうるさかったこと。
最初のストーリー設定が暗すぎて既存プレイヤーの雰囲気でさえも暗くさせている。それだけでなく、戦闘バランス。
こちらも初心者を完全にぶったおしに来ているのが僕自信でもわかる。テイルズはいくつかの作品にて遊んできましたが、いきなり全滅を余儀なくされ、アイテムのおいつかなさ、レベル上げの醍醐味完璧にかきけしてしまっているかのようなつまらなさも遠くから感じてきます。
それだけでなくキャラクターの個々の特徴がヒューマンや獣という枠で縛られており、一部納得できない場面も増えてきます。これに関してはゲームを通じて遊んでいかないと中がわかりせんが、ざっくり遊んだ経過としては、結構難しいゲームですね。
主人公のなるヴェイグ。こいつは声がとにかくかっこいいです。声優さんは誰なの?と調べてしまう程声に切れがありました。
次いでユージーン。よくドラゴンボールとかのアニメに出てきそうなキャラクター造りですね。
見た目想像通りのキャラで建っていますね。特に不可もなくって感じで。
後は気になったキャラ、ティトレイ。名前がしっくりこなくて読みづらいがこちらも声に特徴がありました。クールというより熱血さが思いっきり伝わってきますね。
他にもマオとかアニーがいました。女性キャラということでテイルズには女の子キャラがいないと男臭くなるんで絶対に加入していないとダメですね。
リバースの戦闘について、
戦闘システムは怪奇的でした。横三本につらなるリニアモーションをストレートに使っている。2Dになっていますが、画面の質は普通によかった。グラフィックに関しては特別悪いとはいえず、鮮やかな感覚はありましたね。
横3本ってえらいシンプルすぎるんじゃね?と思いながらもしっかり戦略に特化しているシステムになっていました。まず、このゲームはTPというやつがないんで相手モンスターを配置や行動パターンをしっかり区別してく必要がある。そして絶対になくてはならない回復技がないので限りある時間内で敵をごり押ししなくちゃ負ける。すぐに敗北する。
この時点で難易度がどうこうより、なんで回復技、ヒールとかないの?って不満に思うつぼユーザーがいるから一時はクソゲー扱いされていましたね。いや。今でもクソゲーになりうるのか。
大分昔のソフトなのでうろ覚えもありますが、RPGアクションとしては異色過ぎる気がしましたね。
出来れば回復はあってほしかったなー。グミでも食べて頑張って下さいとかもはや無謀であるし、新規ユーザーから批判が押し寄せてくるのも無理はない。過去作品を除いていけばわかるが、テイルズってもっと俺つえーな態度で、その態度がリアルに体感できる戦闘なんですね。自由に操作できるし、敵の癖を一切無視して戦うことができる。
雑魚敵はまだしもボスの戦闘ははっきりとダルさを感じてしまいました。序盤はそれほどでなくても中盤以降は更にやる気がなくなっていきます。戦闘が楽しい!面白いというよりいつ倒れるかわからない状況を回避していきたいと猛烈願っていた訳ですよ。緊張感も生まれてきますしコントローラーに汗が付くほどボスにビビる。
ストレスフリーには反って近づくことが出来ないゲームなのかも。
BGMについて、
音楽は期待はずれでしたね。心に響くようなメロディーは感じられず戦闘音楽は平凡でした。一流どころか下流ですね。
もっとこう臨場感に溢れる音楽を求めていましたが、落ち着いているバトルミュージックでした。多分耳に残らないのもありますが、ボリューム設定が小さくしてあったのも理由の1つかもしれません。
ドラクエ3のような鳥肌立つやつとは大違いですかね。ほんと草食って感じ。
ストーリー。
おっ、これは久々にみる鬱なストーリーなのかと予想していましたが鬱に似たようで似ていないような‥少し奇抜さもありましたし、えっ、ここでいきなりイベントが始まってしまうのか!?と突然すぎるアクシデントにビックリしてしまう事もありました。
ヴェイグが伝えたいことはわかりますが、勢いがありすぎて追い付かないレベル。ティトレイがヴェイグと戦ってしまう辺りの意味合いが全然わからなくて‥というよりはストーリー自体に穴が沢山あって全てを理解するのには時間が掛かるといった印象を受けましたね。
ゲオルギウスがラスボスだと考えていたところに不毛というか、汚点がありました。後半辺りになると同じ争いが瞬く襲ってきますんで、マンネリ化してくるのは強ち嘘ですと言えません。途中から違うゲームに切り替える人もいるでしょう。
総評。
結局アニーがどこのポジションなのか予想や把握も出来ないままゲームを進めるに至りました。FFのようなアクティブタイムのような、すぐに攻撃を開始しないと相手の戦略に呑み込まれるんで緊張感はあります。バトルシステムは特殊なので今までのテイルズで遊んでいた人には違和感がありますね。
戦闘はここまで改善できないにしろ、ストーリーの客観的な視野が冒険を進めていても理解できなかった部分が大きかったです。
テイルズオブシリーズの異種で独自性のある所は凄いなと感心しますが、テイルズファンにはちとキツい内容がびっしり刻まれていきます。
クソゲーとして評価されやすい理由がなんなくわかった気がします。
とまあ僕自信は駄作とまで言えませんが、もっと改善出来るところを直していけばいい作品に仕上がると思いました。