テイルズオブベルセリアの評価、感想をまとめていきたいと思います。ネタバレ入っていますので注意してください。
【目次】
痛くも痒くも惜しい作品
前作に発売したゼスティリアよりまだましになった方。BOOK・OFFで980円として売られているあの衝撃が忘れられない
。
ゼスティリアのつまらなさは値段と比例している。
今回の作品は物語が非常にシックでダークな所は過去のテイルズと変化なし。
アニメーションや技のエフェクトに関しては流石PS4の性能を最大限に生かしていると思う。購入者特典に至っても満足するものだと感じる。
ストーリーの王道さは否定できないが多少アウェーな部分も。
主人公が女性ということで女性の魅力を募らせたゲームなのか、華やかさを感じない。
キャラの演出はそれなりで固執しすぎない程度に抑えつつある。
問題点はボリューム不足。技の数も少なくてストーリーの方も50時間掛からず着地。
クリア後のやりこみ要素がグレイセスやヴェスペリアと比べると物足りない結果となっている。
肝心なのはストーリー。特にベビーユーザーが求めている所をしっかり同調させて貰えないのが苦である。
しかもネタバレになってしまうが主人公が懐からいなくなってしまうのは鬱ストーリーやバットエンドと変わらない。
後味が美味しい作品はこれ以上存在しないのかと言うべきゲーム。今後の課題は非常に多いので長く楽しみたい人にとってこの作品は似合わないものとなるでしょう。
黄金時代のテイルズは越えられない?
ベルセリアは戦闘が楽しくなったという人もいれば、今までのエフェクトを見比べても対した変化を感じない人もいる。
戦闘システムがテイルズのお飾りとも言える訳でメルヘンチックに思う個人からすればとても寡作とは言い切れない。
かといいお花畑のような臨場感のあるテイルズをしたい気持ちは若干。
ファンタジアとかエターニア辺りの王道らしい位が楽しみを増大させる。
逆にリバースとか、イノセンスのような最初っから鬱であざといストーリーの方が一般受けしないのが分かる。
全体的に見ても、PS4だからなのかロード時間の有無はそれほどストレスに感じない仕様です。
今回出た新要素ソウルゲージに至っては痛くも痒くもないどうでもいいシステムであるのは確か。
そっちの流れよりストーリー中の大幅な動きや、やりこみ要素をもっと豪快に作り込むなど通常のテイルズからかけ離れたものがほしいですね。
ミニゲーム
ベルセリアにはゲーム中のミニゲームが6つほどある。これはこれでまた違った感じ方で楽しめる。
花札とか釣りとかマイナーでなく尚且つ子供の遊び心を擽るようなテイルズはある意味貴重です。
ゲームのちょっとした一息にとか、戦闘ばかりで疲れちゃったよ。って人に丁度目を休める用途で使ってほしい。
クリア後のグレードショップ
ボリューム不足が心配になるこのゲームですが、グレードショップは存在します。一周目クリア後から出現。
引き継ぎ関係と、経験値最高3倍まで。
gradeアップや、称号引き継ぎもある。
後はプレイ開始時の初期HP増量とかそんな感じ。出来れば経験値10倍が欲しいね。
テイルズシリーズに求めるもの、いらないもの
テイルズシリーズはここ最近低迷ぎみに思います。
新しいアクション要素を考えなくてはいけなく既存のシステムはほぼネタ切れでしょう。
武器やモンスターの種類なんか殆ど使い回しで課金コスチュームとか課金して称号を手に入れるとかアホらしさ満天。
ゲーム自体の楽しみは存分に味わえるのですが、何処かぎこちない。
FFとかドラクエと比較して更にアドバンテージを上げるにはユーザーの生の声を聞かなくてはいけないと思う。
これは駄目とかここはこうしてほしいと要望を聴いて素直に改変するのも1つのやり方。
テイルズ関連で色々騒動がありましたが、テイルズのゲームに関してはこれから先長々と楽しみたいと思っているんです。一種の娯楽として。
総評
ボリューム不足だけはなんとかして欲しい。
開発費うんぬん会社の事情を語れないのは確かですが、ユーザーの満足するゲームが作れれば信用を勝ち取れます。
次回はクオリティーの高い作品を希望です。
ストーリーは一般的ではありません。初心者が手を出す作品でもないかなと。
エクシリア以上、ヴェスペリア以下といった所でしょう。気になった方は是非プレイしてみて下さい。
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