過去に残業をしていた時があります。月に数時間とかそんなレベルじゃなくて、80という数字。基本残業で80時間を越えると過労死のリスクが高まるという。
僕にとって過労死というのは笑える存在で、実際に経験者でないと理解得ないのが見え見えだった。
だってさいくら残業しようが生きている限りは休む時間ってあるじゃん。
機械のように永遠と作業するわけではないからさ。って甘い考えでいました。で、実際80時間越えしてからの結果を書いてみたいと思います。
- 残業代は半端ない。
- 仕事という概念がなくなってくる。
- 疲れが取れないよりも疲れがなくならない。
- 食事の時間を必要としなくなる
- 友達と遊べなくなる。
- 顔がでかくなる
- 仕事から逃げたくなる。
- 飯が不味く感じる。
- 残業100時間との比較
- 最後に
残業代は半端ない。
初回に言い話を。多いときで5万から8万。少なくても3万から5万が当たり前。時給にすると1000以上は入る計算。下手すると短期アルバイトより稼げるから残業ありの会社は最強かもと思ってしまったり。そんかわり拘束時間が長くなるので覚悟は必要です。
仕事という概念がなくなってくる。
毎日が日曜日、休日とかどうでもよくて時間の流れがわからなくなってくる。
お昼休憩?いつ頃だったっけ?3時の休憩とかいらないしと思うこともあった。ただ、ひたすら会社の利益の為にノウノウと働くだけだ。
社会の常識とかなんのそので、長く働く=出世に繋がると馬鹿1つ覚えるかのように作業するようになりました。
とにかく仕事が早く終わらないかな~というより、今してることに対しての不満とか、不安とか一切語る必要がない。仕事に洗脳させられているのは確かだった。
疲れが取れないよりも疲れがなくならない。
学生の頃は部活動にひたすら夢中になり一つのことをやり遂げられれば結果はついてくるのが普通でした。
社会に出てからは当たり前のことが当たり前にならず、仕事をする喜びは全く感じず。
そして残業が多くなることで、疲労は日に溜まっていく。
週末の楽しみを考えながら仕事をしていても外野がつついてくるので気持ちも休まらず助けを求める。しかし、いざ休日になっても、時間の使い方がわからなくなってくる。
半日寝て夕方には次の仕事を考える準備に走らなくてはいけなく、結局癒しとなる物が見つからない。疲労は溜まっていくのみ。平日の残業の多さから既に休むコントロールさえ失われていくからだ。
食事の時間を必要としなくなる
こうなったら末期なんでしょうな。残業して家に帰るとほぼ10時とか11時とか。
この時間って寝る前の夜食みたいなものですから身体にも良くないし、太る原因にもなる。
体調管理には気を使っている僕でしたのでこの時間にご飯を食べるのは嫌だなと即様考えた。通常は7時に夜食をとっていましたが、過酷な残業をすることで、食生活にも変化が出るようになりました。
夜はエネルギーをあんまり消費しないので返ってダイエットになりそうですが、栄養バランスが取れていないので、お腹に負担が掛かると思っています。
なんにしても良いことはなさそうですな。
友達と遊べなくなる。
元々時間をお互いに合わせて会っていた友人と全く遊べなくなった。しかも疎遠になりそうな感覚もあった。
残業をすることで自分のプライベートは削られ友人関係も遮断される。
仕事が理由で遊べないなんて単なる甘えだ!と捉える方もいるようですが、実際仕事が忙しくて遊べないとおっしゃる人もいる。
そんな方は残業のせいだからだと言い訳をせずに、忙しいで済ませようとするのが問題なのだ。
本音でいうと月80も残業していたら友達と遊ぶ余力は確実にない。友達との係わり以外にも優先することが沢山あるからだ。
顔がでかくなる
ようは顔がむくれると言いたい。自分の身体にも気を使わなくなるし体重が増えても、また何処かでダイエットする機会があるからまた今度にしようと怠け者になる。
体型の変化には気づくけど仕事優先になってしまう。
脳が仕事人間として身に付いてしまうので、気持ち的にも暗くなる。最悪だ。
仕事から逃げたくなる。
ただでさえ辛い肉体労働環境の中で、どうして自分だけ、どうして僕がこんなに辛い過酷な場所にいなければならないんだと億劫になる。
せっかく流れをつかんでハイスピードで仕事をこなせるようになっても今やめたら確実に社会の信用を失うリスクと、残業をすれば上司がきっとその経過を見逃さすよく見てくれるだろうという期待感。
男は仕事が命とよく言うものだ。
仕事が出来ないと社会から見下されるような感じがして、仕事人間にならなくちゃというプレッシャーも与えられる。一日の大半が仕事だし、
一人前になるには残業をするのも当たり前と感じてしまうのだろうか。なんにしても残業ばかりで仕事をやめたくなるのは本望だということ。
飯が不味く感じる。
何もうちの親の飯不味いとか奥さんや嫁の飯が不味いといってるのではない。
今まで美味しく食べてた飯が急に不味く感じるのだ。
こんだけ長く労働していれば腹も減るし飯が旨くなるはず。
だけど原因はよくわからないが、
働きすぎなのでしょう。限界を乗り越えた先はご飯が要らなくなる。飯が喉を通らなくなる。
残業100時間との比較
正直な話100時間はレッドゾーンですよね。それに近い80時間残業ですが、残業代が出るのならまだ遣り甲斐は感じられるかもしれない。
もしただ働き、サービス残業であるなら割りに合わない可能性がある。
時給に換算すればわかるのだが、時給1000円以下とかあり得そう。
そんなんだったら派遣やアルバイトで働いた方が得なのでは?って感じるはず。年金とか保険料は年々上がっていく傾向にあります。
ともかく80時間でも異常な数字だと思うので、今の仕事に不満を感じているならさっさと転職するのが良い判断だったりするであろう。ホワイトな企業は探せばまだまだあります。
結果的には70時間の残業と80時間の残業であれば、体調の変化は似たような物だと思う。キツいことにはかわりありません。
最後に
月80時間残業をした結果をまとめて書いてみました。ぶっちゃけると残業はするほどお金が貰えますが、やり過ぎも考えものです。残業代出ない会社もありますし。
確実に自分のメンタルがぶっ壊れますので残業をする際は周りからのサポートをしてもらうようにしましょう。残業が当たり前の社会どうにかしてほしいぜ。おわり。
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