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どうも。ユーログです。お風呂上がってからの気持ちよさ。最高です。まあそんなことはどうでもいいとして前置きいらないから本題早くしろよとか言われたらたまらないので本題に入ります。
今回は左官で働いていた父親から学んだことです。普段の父親のあり方とはなんでしょうか?
僕の父親は他の家庭と比べると緩いかもしれません。あまり怒られなかった。というより怒らなかったと言った方がいいでしょう。
当時は左官屋で働いてた父親。
はい、いきなり紹介になっちゃうんですが自分の父親は長年左官屋としてずっと働いていました。父親の家業は左官屋で、その兄弟も左官屋一筋でやってきました。
従兄弟も左官をやっているそうで、それ以上の情報についてはあまり記憶がありません。左官左官うるさくてごめんなさい。
ただ、僕の父親は左官で働いていたことは間違いありません。中学を卒業してから一回県外に出て、暫くして地元に帰ってきて左官を始めたようです。自由だよね。リーマンショックを経験してきている父親。
昔はガソリンが今より安くて、燃料を気にせず車を好きなだけ乗り回せたようだ。羨ましいと思う反面、今の方が便利すぎだからね。別に嫉妬なんかしていない。
結構お金に余裕があったみたい。
左官の仕事って簡単に説明すると「壁」を塗るんです。そんなん何処に需要があるのかというと主に学校。昭和から平成の始まりにかけてかなりの仕事が飛んできたようで、休む暇もない。
朝早くから仕事して夜遅くに帰るという生活は当たり前で、今だとブラックだのなんだの平気で言われるよね。その代わり給料はそれなりに貰えてたようで好きな車を沢山買ってはしょっちゅう乗り換えていたようだ。
スポーツカーでしょ。ファミリーカーでしょ。軽自動車に乗るという選択肢はなかったようだ。母親は専業主婦一本の中、子供3人も育て上げた両親には感謝だ。というか左官だけで子供3人養えるものなんだね。
左官の資格を取れば更に昇給アップするみたいで、父親は、はりきって取ったそうだ。いや~懐かしい。確かおもちゃなんて、ヨーヨーとかデジモンペンデュラム?みたいのとか高い物おねだりして買って貰った記憶があるからね。50万円分とか平気でいってるんじゃないかな。勿体ないよね。親孝行でもしないとバチが当たりそうだ。
ある日不幸がおきる。
この先も何十年と左官の仕事で僕たちを食わしていくのかなと思っていたんですよ。でもね、そんな予想は嘘のように外れてしまって。
景気が悪くなっちゃったんだ。
お店とか学校で壁塗りをする必要がなくなったというか、これも時代の流れだよね。そりゃね、建物の構造が変われば必要なくなるもんね。
しかも、タイミングが悪いのかその頃父親は腰を痛めてしまって病院で手術をする程だったんよ。手術は成功したものの、左官の仕事は出来ないと医師に告げられたんだ。その後というもの、ずっと職がない訳にはいかず工事の仕事に勤めたりしたんだけどね、
内容が合わないとか年下に苛められるだので退職の繰り返し。1つの仕事が駄目になるとその後も駄目になっちゃうんだなって。
それでも父親は優しかった。
例え左官の仕事が出来なくなって落ち込んでいようが父親はいつもと変わらずに優しい。
時折笑顔を見せてくれるが、実は今の仕事を続けることに対してショックを受けているのではと思っているんだ。でもスゴいよね。
あれだけ熱心に仕事をしていて、いざ職を失ったというのにこの精神的な余裕。糞生ぬるい表情をしていやがる。汗すらかいていない。
まるで左官の仕事なんかどうでも良かったように見せてしまう錯覚。自分のやりたかった仕事が最後まで出来ないって悲しいよね。って普通ならそう思うはずだ。
1つだけの仕事だと人生詰むわ。
なんだかんだ今って1つの仕事で一生安息に暮らしていけるかというと絶対無理だと思っている。左官の仕事はないに等しい。いつ何が起きるかわからない。先日まで安心してた企業が急にガクッと下がるようなことがあっても可笑しくない。
明日は我が身。マクドナルドHDなんてさ、昔はハンバーガーの値段も安かったし、美味しかったし。今じゃ単品100円するマック。セットなんて600円余裕で越えるからね。正直な話600円まで出して毎回買おうかななんて考えない。
とまあマクドナルドも赤字が続いている中、僕の父親みたいに急に職を失ってしまう可能性。こんなことが起きてもいいように常に今の仕事が潰れたら次は何処に就職しようかってアンテナ予備で考えておいた方がいいと思います。
ほんとどうなるかわからないからね。
仕事が変わっても常に謙虚であること。これにはほんとビックリした。あんまりベラベラと喋る父だからなのではないか。もしくはそんなの全く関係がないのか。だとしても、今時代1つだけでなく他のことにも目を向ける必要があるんだなと感じました。
以上!おわり!