私は20代のパパです。まだ何も経験してないヘタレです。そんな私でも子供を授かることができました。
バンザーイ。こんなことブログで普通に言っていますが、一つ言いたいことがあります。
子供が生まれてまずは一ヶ月といいます。何が一ヶ月なのか。
この一ヶ月が何を意味するのか。
とにかく疲れ果てる。というか体が「バタン」ってなります。最初の話をすると…
うちの嫁に陣痛が突然きた。
俺に電話がかかってくる。
俺氏、車で飛ばして家に帰る。信号無視はしなかった。
嫁を運ぶ(アパートの四階だったので超大変)
病院に連れていく。この時既に涙が止まらないくらい泣いている嫁。俺はもう見てられないくらい焦る。
病院の中に入って受付をする。早くしてくれ。受付の人対応遅いんだよ。
産む専用の場所に運ばれる(嫁さん痛そう。見てられない)
必死に汗かきながらも頑張っている。俺氏ひたすらそばで見守る。
2時間の末にやっと生まれた。女の子でした。
嫁から聞いた話。
嫁にジュースを飲ませる。後から聞いた話、あまりにもお腹が痛すぎて医師を蹴ってしまいそうだったとのこと。
おい。そんなに痛いのか。よく聞くのはスイカが鼻の中から出てくる痛さというが、嫁が言うには
男の人に鉄のハンマーで腰を叩かれている感じ。
俺氏背筋が凍りました。
聞いたときはホラー過ぎる話でびっくりしたが…
生まれたあとは嫁が1週間入院してその後退院で赤ちゃんも一緒にって感じ。
無理ゲー過ぎる大変さ。
赤ちゃんほんと可愛い。こんな頼りなさそうなパパの所に生まれてきてくれてありがとう。感謝しますって感じだ。
赤ちゃんが我が家にきて1日目。夜はとにかく泣きまくる。嫁さんも疲れてる。「よし。俺がサポートしなくては。」
2日目。相変わらず泣いてばかり。母乳を飲んだあとは寝てくれるがすぐに起きる。これ寝たことになるのってくらいすぐ起きる。赤ちゃんは三時間毎にミルクをあげることになる。
3日目。嫁が相変わらず疲れている。というか泣いている。3時間毎にあげる母乳はつらい。
義務的になっていて、しかも食事を取る時間がなかなか無い。というか赤ちゃんに完璧縛られている感じ。
4日目。俺も疲れてきてしまい嫁も同じ状態。会話すらめちゃくちゃになり夫婦間に緊張が走る。赤ちゃんは相変わらず夜も泣いてばかりて寝てくれない。俺も寝不足、嫁も寝不足。悪循環な状態。
こんな感じの毎日が1ヶ月は続きました。この一ヶ月は子供のいない人なら週末居酒屋いったりネットカフェで過ごしたり、カラオケで好きなだけ歌えたり、友達とトークしたり楽しんだり、家で好きなだけ寝たり、とにかく自由な時間を過ごしているんだと思う。
俺はというと嫁を慰め疲れを労り、時には暴言を吐かれたり、怒鳴られたり、喧嘩になったり、主にマンツーマンでの喧嘩に発展する。
嫁は赤ちゃんのことでイライラも蓄積してくるし俺も同じようにイライラが溜まってきたり良いこと楽しいことなど全くない。
全てを赤ちゃんに捧げているのでしょうがないことだと理解していても地獄だということ。日々が壮絶過ぎる地獄。1ヶ月は魔の日ってくらい大変だということ。
何をやっても報われない虚しさ。
いままでに経験したことのない辛さ。赤ちゃんは生まれて間もなくて目もまだはっきりと見えていない。
ずっと子宮の中で成長していたからやっと人間界に出てきて「こんにちは。」って感じだ。嫁は赤ちゃんの面倒を見るので精一杯。
俺も朝御飯、夜ご飯を作ったり、洗濯機に掃除をしても余裕が全くない。確かチャーハンとか味噌汁とか簡単なものを作っていたっけな。俺も仕事から帰ってくるのが遅いからなかなか家事に時間が取れない。どう考えても環境が悪かった。
1ヶ月目はマジで地獄。
子供1人育てるのでめっちゃ大変なのに2人3人と育てられるのか自分に問い詰める位大変である。
いやー多分二人目も作るなら覚悟しなくちゃいけないな。子供も育てるのは骨が折れるほど大変。難題。国家試験なんか俺が変わりに受けるから赤ちゃんの面倒を見てくれって位ヤバい。
1ヶ月目は地獄の日々に押し潰される。男なら覚悟を決めろ。ちゃんと肝に命じておかないといけない。この大変さ。
結局二人では無理と判断したので3ヶ月程、義理親の家にお世話になりました。
家事やってもらったりお風呂手伝って貰ったり。こうして俺は仕事に専念出来た。
看護師の方にも言われていたが最初の3ヶ月くらいでもいいから両親に見て貰ったりした方がいいよ。この言葉通りだった。
じゃおしまっい。