関西滝めぐり、絶景、穴場ともいえるおすすめのスポット紹介

一度は行ってみたい関西 滝めぐり

日本各地にはいろいろな山があります。山があるように滝もあります。滝からの水しぶきには不思議な力があり周りの樹木も手伝って身体全体に浴びるマイナスイオンが日ごろの疲れやストレスを和らげるそんな空間です。

◎雄略天皇ゆかりの滝「蜻蛉の滝」(奈良県)

大自然に囲まれた吉野の川上村に入り、五社トンネルを抜け、音無川沿いに西へ進んだところにある、あきつの小野公園が蜻蛉(せいれい)の滝の入り口となっており、整備された山道を20分くらい歩いていくと滝から水が落ちる音が聞こえてきます。

滝の周辺には遊歩道が設けられていて、いろいろな角度から滝を眺めることができるのです。また、この遊歩道は青根ケ峰への登山口ともなっているのです。

この蜻蛉ですが「日本書紀」によれば、蜻蛉とはトンボのことで、雄略天皇が虻(あぶ)をやっつけたトンボを褒めて歌を謡ったことから、この辺りが蜻蛉野(あきづの)と名付けられたともいわれています。

蜻蛉の滝は、高さ約50mの水量豊かな滝で、雄略天皇を虻から救った蜻蛉(トンボ)伝説からこの名が付きました。また天気の良い日には虹がかかることから虹光(にじっこう)の別名もあります。

滝の水しぶきが太陽の光に映えて虹を浮かび上がらせる様子はひと際美しく、「紀伊半島自然100選」にも選定されています。

蜻蛉の滝には、滝の上、滝の中ほど、滝の下と3ヵ所に滝見台があり、すぐそばから滝を眺める事ができ、迫力満点です。また春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は運がよければ氷に包まれた滝を見ることができる人気のスポットとなっています。さらに、県が選定した「やまとの水」にも選ばれています。

蜻蛉の滝へは、近鉄吉野線大和上市駅から「湯盛温泉・杉の湯」行きのバスで「西河」下車、歩いて30分くらいのところにあります。

◎城陽の秘境「鴨谷の滝」(京都府)

奈良市と京都市の中間にある城陽市は、都市化が進んでいるのですが、国道307号線沿いを流れる青谷川には、東南部森林地帯を流れる支流の渓谷、「鴨谷」があります。

鴨谷は訪れる人も少なく、豊かな自然が残された秘境で「京都の自然200選」に選ばれた「鴨谷の滝」があります。

鴨谷の滝へ行くには、青谷川の木橋から150mほど進むと案内板があり、鴨谷の滝と椎尾ノ滝との分岐点に差し掛かります。

分岐点を左手に進み崖を登ると山道に入り、約200m進むと青谷川支流の川原に降り立ち、渓谷が始まります。

両岸は傾斜の急な山肌ですので道はありません。そのため渓谷を進むのですが、川の岸辺や流れの中を歩きます。渓谷を400mほど登っていくと滝に到着します。ただ、本当に大自然の中を行きますので、夏場にこの滝に行くときは毒ヘビなどに注意してください。

鴨谷が秘境といわれる由縁が嫌というほど分かるぐらいの大自然の中で夏でもひんやりしています。
全身にマイナスイオンを浴びていると実感させてくれますし、日ごろのストレスも忘れさせてくれます。

鴨谷の滝へは、JR奈良線青谷駅から歩いて10分くらいのところに京阪バス停「多賀口」があり「鴨谷」で下車します。

◎間近で見られる滝「権現滝」(大阪府)

大阪府四条畷市にある権現滝(ごんげん)滝は、濡れることなく滝の傍まで行くことができて間近で滝を見ることが出来ます。

権現滝へ車で行く場合は「府民の森・むろいけ園地」の駐車場に車を停めて滝に向かうようにします。

駅から歩いていく場合は、「なわて更生園」の方からも向かうことができます。また、上流に向かって川沿いをずっと歩いていくとことができ、こちらからの方が歩きやすくてファミリーには最適なコースとなっています。
むろいけ園地から向かうルートの中に池があります。その池にかかる「かるがも橋」から見た光景はまるで熱帯雨林のように見え幻想的です。

どのルートを通っても途中に休憩所などの施設がありませんので、飲み物や食べ物などの準備をしたうえで行くようにしてください。

・権現滝の名前の由来

権現滝の名前の由来ですが、奈良時代に活躍した高僧「行基(ぎょうき)」は、諸国をめぐって稲作のために溜池を造ったことで知られています。
 ある夏のこと。この地では日照りが続き村をあげて雨乞いをしても一塊の雲も呼ぶことができませんでした。そこへ通りかかった行基は里人を救おうと滝壺に衣を敷き、「雨降らせたまえ」と祈願すると、これに感応した一龍王が、一老翁となって姿を現し、「我!民を救わん」と言うと忽ち消えて、あら不思議、一天にわかに掻き曇り、たちまち大粒の雨が大地に降りそそぎ始めたのです。
これによりできた滝を、だれ言うとなく「権現の滝」と呼ぶようになりました。

◎日本三大名滝の一つ「那智の滝」(和歌山県)

紀伊半島の南部、和歌山県那智勝浦町にある那智の滝。熊野那智大社の別宮、飛龍神社の御神体として古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、「一の滝」とも呼ばれ、茨城県大子町にある袋田の滝、栃木県日光市にある華厳の滝と並んで日本三大名瀑の一つです。

那智の滝は、熊野灘に面する海岸沿いから、およそ5㎞内陸に入った紀伊山地の深い山の中に位置する滝です。

那智の滝は、日本一の名瀑といわれ、落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mあり、熊野の山塊、その奥より流れ落ちる姿は圧巻で、大晦日にはライトアップも行われます。

また、銚子口の岩盤に切れ目があって、三筋に分かれて流れ落ちるところから、「三筋の滝」とも呼ばれています。

那智の滝では、毎年7月9日と12月27日には、古来よりの神事にのっとり、神社(飛龍神社)の御神体としてこの滝を崇め、「御滝注連縄張替行事」が行われます。

◎天下の名瀑「箕面の滝」(大阪府)

明治の森箕面国定公園にあり「天下の名瀑」として知られているのが箕面大滝です。箕面大滝は「日本の滝百選」にも選ばれており、落差は33m、岸壁から水が一気に流れ落ちる様子は大迫力です。

箕面大滝の名前の由来ですが、滝の流れ落ちる姿が農具の「蓑」に似ていることからこの名で呼ばれるようになりました。またこの地域一帯もこれに由来していると伝えられています。しかし一方では、この周辺に「尾」のつく地名が多いことから水尾が訛って「箕面(みのお)」となったという説もあります。

箕面大滝周辺は美しい自然が広がっており、春は新緑のモミジと淡いピンク色の桜との競演、夏は樹木のマイナスイオンがクールスポットとなり、秋はモミジや桜、うるしなどが真っ赤に紅葉し、箕面大滝をより美しく引き立ててくれます。

箕面大滝へは、阪急箕面駅から2.8㎞の比較的緩やかな山道を登っていきますが、山道は整備されていて、お土産物屋さんが軒を並べており、モミジを揚げる香りが出迎えてくれます。箕面大滝ではモミジの天ぷらが名物でここでしか販売されていません。モミジの天ぷらは香ばしくて歯ごたえもよくとても美味しいですので、行った際にはお土産や滝に登る道中のおやつにも最適ですよ。

◎まとめ

ここに紹介した所は、県が選定した滝や日本有数の滝です。また自然も多く残っておりどれも信仰されている滝ばかりです。それだけ滝は、古代より信仰されてきたと思われます。気候もよくなってきましたし、これらの滝を見にお出かけをしてみませんか。マイナスイオンを身体一杯浴びて日ごろの疲れを癒していると、新たな発見があるかも知れませんよ。

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