現在最低賃金での話が話題になっています。
現代の最低額は時給900円、フルでお仕事をしたとしても年収にしたら250万を越えてくることはない。
それでも昔の時給800円台と比較すればかなり上がったことになります。100円のプラス。されど100円。
もちろん都道府県別にみると平均は900円ですが、高い中央値であれば、時給1000円は射程範囲内。
東京や神奈川ですと1000円で働いてほしい求人は沢山あることに気がつきます。
もはや最低賃金で働いていてはワーキングプアの状態に陥ります。
要するに全く昇給のないマネーゲームに付き合わされることになります。
給料は全部が手取りになるわけではありません。一ヶ月の給料から健康保険や社会保険、年金や所得税、その他諸々固定のお金を引かれていきますよね。
例え年収200万クラスの方でも税金は引かれていきます。日本という国に住んでいる以上素直に従わなくてはなりません。
その中で一部の人達の考えでは時給1500円にしてほしい内容があります。
せめて時給1500円にしてくれれば生活が安定する。気持ち的にも心の余裕が出てくるので非常に楽。1000円よりは1500円。500円も違ってくれば生活環境は大きく変わるでしょ?とのこと。
そして最近だと1500円くらい余裕だろ。それくらい当たり前に出せるでしょ?みたいな威圧感のある運動も広がっていますね。
サラリーマンの考え方と経営者の考え方は全くの別物になると感じています。
雇っている側からしたら、時給1000円ならわかるが時給1500円なんて無理に決まっている。そんなことをしたら会社が食っていけなくなる。という非常にリアルな展開をも作り出しています。
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時給1000円程度じゃ飯を食べていけない?
正社員経験であることと、アルバイトの時給1000円で何が変わってしまうのか?
はすそもそも、バイトで時給1000円の生活がかなり大変であることを知らない場合が多いです。
まずは衣食住を探さなくてはならないこと。おまけに自分の為の贅沢が全くできないことです。
車が持てない、車免許証が必要になる。車を買うための資金が必要になる。車の維持費、例えば車の税金、車検代、オイル代金、部品の交換…。
ネイルもしたい、海外旅行にもいきたい、ゲームで遊び尽くしたい。高額なブランド用品がほしい
などなど、日々必ず必要になりそうな娯楽さえも成り立ちません。買いたいものを我慢しなくてはならない。
時給1000円で働く一ヶ月の月収は16万ほど。そこから税金引かれて手取り14万とかになる。
そこから家賃、公共料金、スマートフォン代金、雑費、ガス代、水道代、一ヶ月の食品。この時代は固定費にまだまだ左右されやすいので、無駄であろう贅沢品に目を向けてしまったら一気に生活が成り立たなくなってしまいます。
時給1000円で独り暮らしとか、かなり無理ゲー過ぎるので、こうした環境から早く抜け出す必要が出てきます。
正直フリーターはツラい…。