キーエンスという会社をご存じでしょうか?
ここの会社では主に判別変位センサ、測定器、画像処理システムセンサ、マイクロスコープ、3Dプリンター、コードリーダーといった自動車や半導体、電子部品など、製造業で使うアイテムの販売を行う総合的なメーカーになっています。
現在提携している会社は25万社を越えており、日本国内だけでない海外の会社とも複数の取引を行っています。
日本だけでも恐ろしい以上の取引先がありますが、基本的な業務では、製造業の会社に商品を営業しに行くことです。
単なる商品の良さをアピールしているのではなく、商品の使った後の生産性の向上に役立てているので、評判もかなり良さそうですね。
キーエンスが提供している商品では、分かりやすくいうと、スマホのバッテリーに使う部分であったり、バーコードリーダーによる商品管理に使われています。
日本と海外の両方に取引先を持っている…そして工場やサービス業でも身近に見られる製品を売って売上を出している…。
一見何処にでもある会社で何にも特徴が無いように聞き取れますが、キーエンスが日本一高い年収ランキングのトップになっている理由はいくつかあります。(結婚したい企業のランクにも入っていますね。)
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キーエンスでは2018年時点で、営業利益率が55%を越えています。
驚くどころかぶっ飛んだ利益率を叩き出していますが、主に営業力をバンバンぶっこんでいます。
更にコンテンツ数が膨大にあり、メールマガジンやフリーペーパーの配信システムを利用してリアルでの営業だけでなくIT分野に特化した仕組みを時間をかけて作られています。
リアル営業では商品を売るまでの手順として、コンサル業を踏まえ「こんな商品が生産性や、作業効率を改善させてくれます…。」のように悩みの相談を行った上で改善案を出して売ります。
営業能力は実践して取り組んでいくので取り敢えずやってみろ的な匂いがぷんぷんしてきます。
その代わり成果を出した分はしっかりお支払してくれるので、社員の方もモチベーションアップに繋がっているはず。
社員に高い給料を支払っているのだから、働き方も相当ブラックだと勘づいてしまいますが、割り切るかどうかは働いている本人達にしか分からないですよね。
世の中には良い商品を色んな人に宣伝してこれでもかって位、広告費にお金を掛けたりして…それでも全然売れない。
商品の魅力をわかって貰えない悩みはいつでもくっついてきますよね。個人で営んでいる人ほどビジネスの限界に達していると思います。
その中でキーエンスは他の企業を押し退けて成長しています。
完全成果主義なので実力のある人間が残っていくんですが、業界初、世界初、日本初の新しいアイデアでどんどん突き進んでいますので、突然の経営悪化になってもすぐに立ち上がる可能性が高い。
研究開発も行い、商品を売り込む実力が高いため、仮に人手不足の時代に入ったところでビビることはないでしょう。
コンサル業もやっているので、価格の価値は俺様価格で決めることが出来るため非常に有利です。
キーエンスの株価は10年で10倍にまで成長しています。一般の人には特に目立った商品を宣伝している訳でもなく、ただの工場製品を売っているだけにか見えませんが…それも狂った利益率。
製造業では未だ自動化が進んでいない会社が多く存在します。
人手のいらない作業、非効率なシステムを、キーエンスが提供する商品で賄えるようになれば大幅な人件費削減にもなります。
キーエンスがこれから成長するかを考えてみると、妥当な判断だと思います。
高い給料が貰えているのだから社員の売らないといけないプレッシャーが気になってしまいますが…先の株価成長をつい期待してしまいますね。
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